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松山バレエ団 男性第一舞踊手、
演出・振付家、総代表

 

 東勇作、松山樹子、マリカ・ベブラゾヴァ、スタンリー・ウイリアムズの各氏に師事。ヨーロッパ・アメリカ・イギリスで研鑚の後、1974年ヴァルナ国際コンクールで森下洋子と出場し、銅賞を受賞する。1977年には森下洋子ともに「ジゼル」の演技について、1980年には「ロミオとジュリエット」の演出・振付について、二度にわたる文化庁芸術祭大賞を受ける。このほか個人として・松山バレエ団として、芸術祭賞・芸術選奨文部大臣賞などを受賞。最近では2000年に舞踊芸術賞(東京新聞)を受賞。また、ニューヨークなど内外のコンクールで審査員をつとめる。
 現在、松山バレエ団のすべての作品について演出・振付及び主演をおこなって活躍中。1988年のエディンバラ公演、1991年のニューヨーク・ワシントン公演、1992年の第10回訪中公演、1996年の第11回訪中公演=上海バレエ団支援公演など数々の公演を成功に導き続ける一方、1987年の「新当麻曼陀羅」=「マンダラ」、1990年の「シンデレラ」、1994年の新「白鳥の湖」、1997年の「バレエ・バレエ・バレエ」、2001年森下洋子舞踊歴50年記念作品「アレテー」「踊る惑星にて On the Dancing Planet」など、物語性の強いバレエ作品を発表し続けている。
 一方、若手の育成にも積極的に取り組み、新しい公演形態「ザ・ジャパン・バレエ21」を企画し、10余年にわたり発展的に継続し今日に至る。
 2001年秋、総監督改め、The Japan Ballet、松山バレエ団、松山バレエ学校の総代表となる。
 2002年2月、森下洋子舞踊歴50年記念公演 新「白鳥の湖」には、天皇・皇后両陛下のご臨席を賜る。
 2005年4月、「紫綬褒章」受賞。

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