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松山バレエ団 団長 プリマ・バレリーナ

 

 広島県出身。3歳よりバレエを始め、広島にて葉室潔、洲和みち子、東京にて橘秋子に師事。1971年に松山バレエ団に入団し松山樹子に師事。
 1974年ヴァルナ国際コンクールに清水哲太郎と出場し、金賞を受賞する。その後も2度の文化庁芸術祭大賞(1975年「白鳥の湖」1977年「ジゼル」)をはじめ日本芸術院賞、ローレンス・オリビエ賞(ともに1985年)を受賞。1997年には女性最年少の文化功労者として顕彰される。
 海外のステージでも幅広く活躍。エリザベス女王戴冠25周年記念公演、メトロポリタン・オペラハウスの100周年記念ガラ公演などに出演、パリ・オペラ座、ウィーン・オペラハウス、20世紀バレエ団などにもプリマとして客演。マ−ゴット・フォンティーン、ルドルフ・ヌレエフら世界の舞踊手とともに踊る。
 現在、松山バレエ団のプリマ・バレリーナとして、国内外問わずバレエ団のほとんどの公演に主演する一方、バレエ団のあらゆる作品創造活動の要として活躍。また、パリ・ローザンヌ・ニューヨーク・ジャクソン・ペテルスブルクなどの国際コンクールでも審査員をつとめる。
 2001年、舞踊歴50年をむかえ、松山バレエ団団長となる。
 2002年12月、日本芸術院の新会員に就任。

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