7月17日（土） 15:00開演 14:30開場
神奈川県民ホール小ホール
昼公演完売につき追加公演決定！
7月17日（土）19：00開演 18：30開場
公演は終了しました
| プログラム： | 『日本のオーケストラから首席チェロ奏者が消える』これが「スーパー・チェロ・アンサンブル」〜1２人の凄腕チェリストたちがコンサートを行なう日だ。『紀尾井シンフォニエッタ・トウキョウ』や『トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ』ほか、ソロに室内楽にと活躍する丸山泰雄を中心に、日本のチェロ界を牽引するトップチェリスト、コンクール上位入賞者ばかり1２名が一堂に会して奏でるサウンドは、「チェロ」という楽器がこれほどまでに多彩な魅力と可能性に溢れていたのかと目を開かせるパワーに溢れている。1２人が一斉に奏でる時の、フルオーケストラとみまごう大音響で体の底を震わせる重低音には、誰もが心をうたれずにはいられないはずだ。バロックからピアソラまで、「1２人のチェロ」という特異な編成のために創られたオリジナルな編曲や新曲を交え、まさに「スーパー・チェロ」ここにあり、と唸らせる名演奏をぜひお楽しみいただきたい。 ＜予定曲目＞ ソッリマ：チェロよ歌え!〜２つのチェロと弦楽のためのバラード（チェロ8挺版） 川島素晴：1２人のイカレたチェリスト（スーパー・チェロ・アンサンブル委嘱作再演） ピアソラ：アディオス・ノニーノ／オブリビオン／リベルタンゴ ブラッヒャー：ブルース・エスパニョーラ・ルンバ・フィルハーモニカ 他 ※曲目は変更になることがあります。
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| チケット： | 全席指定 一般3,800円 学生2,800円 ［追加公演 19：00 6/5（土）一般発売］ （かながわアーツ倶楽部会員各300円引き） |
433席というサロンのような小じんまりした空間を活かし、舞台上の超一流のアーティストたちと客席が親密にコミュニケーションしながら感動を創り上げることを目指してきた神奈川県民ホール小ホール。今回は「スーパー・アンサンブル・トゥデイ！」と題し、国内外から、他の追随を許さないユニークな個性を誇る２つの『スーパーな』アンサンブルを紹介します。誰もがソリストとして輝きを放つ強靭なテクニックを持つメンバーが集って正統的な古典から現代音楽、ポピュラーミュージックまで縦横無尽に弾きこなし、現代に生きる観客の心を『音楽の楽しさ』に目覚めさせる、アンサンブルならではの変化に富んだ新鮮なアイデア。東西の『今』を勢いよく疾走する名手達の対決をお楽しみに！
スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ
Super Cello Ensemble Tokyo
2000年10月、チェリスト丸山泰雄の呼びかけで日本のトップチェリスト12人が集り結成。出身校も居住地もバラバラで、公演のたびに小数のメンバー交代があるが、音楽への強い信念と「自由にやりたい相手と組んで最高の演奏を」というポリシーで結びついている。メンバー全員がコンクールの上位入賞者やオーケストラの首席奏者、ソリストとして活躍する名手ばかりで、それぞれ強靭なテクニックと強い個性を放つ12人が、その個性の輝きを大切にしつつ、アンサンブルとしての強みを打ち出すために、パートは、バロック、ロマン派、現代曲など、得意とするジャンルや最高に個性が発揮レパートリーなど、曲によって1つのコンサートの中でも、配置を換えるなどの工夫をしている。また、チェロ・アンサンブルのための既成のレパートリーは全て征服するのはもちろんのこと、この人とほれ込んだ作曲家には編曲や新曲の作曲をどんどん依頼しており、日本を代表する若手作曲家たちとのコラボレーションにより生まれた作品も少なくない。普段多忙に飛び回るメンバーばかりが集うだけに、演奏機会は多くないが、ひとたびコンサートを開くとなると、会場は必ず満席となるセンセーションと熱狂を巻き起こす。「世界に通用するチェロ・アンサンブル」の掛け声どおり、これからの活躍が大いに注目されるグループだ。
○丸山泰雄（まるやま やすお）
日本音楽コンクール第1位 日本室内楽コンクール第1位、特別賞、増沢賞、トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズ首席
○渡邊辰紀（わたなべ たつき）
日本音楽コンクール第3位、前北西ドイツ・フィル・ソロ・チェリスト、東京フィル首席
○上森祥平（うわもり しょうへい）
日本音楽コンクール第1位、松下賞受賞、京都市芸術文化特別奨励者
○荒 庸子（あら ようこ）
グラハム・シュターン・コンクール入賞、東京フィルハーモニー交響楽団はじめ国内主要オーケストラ客演首席として活躍
○三森來子（みもり みきこ）
淡路島室内楽コンクール第1位、東京音楽大学非常勤講師
○海野幹雄（うんの みきお）
全日本ソリストコンテストグランプリ、霧島国際音楽祭特別奨励賞、川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、東京シティ・フィルハーモニック、関西フィルハーモニー管弦楽団に首席チェロ奏者として客演、室内オーケストラARCSメンバー
○金子鈴太郎（かねこ りんたろう）
コンセールマロニエ第1位、国際ブラームス・コンクール第3位、カルロ・ソリヴァ国際室内楽コンクール第２位受賞。イタリア・シエナのキジアーナ音楽祭名誉ディプロマ受賞。元大阪シンフォニカー特別首席
○玉川 克（たまがわ まさる）
日本クラシック音楽コンクール第3位、大阪フィルハーモニー、関西フィルハーモニーゲスト主席などでも活躍、昴21弦楽四重奏団チェリスト
○朝吹 元（あさぶき げん）
２004年・２005年イタリア・クープラ音楽祭にて２年連続ソリスト
○灘尾 彩（なだお あや）
鳥取県管弦打楽器人材発掘オーディションにて県知事賞受賞、トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズメンバー
○市 寛也（いち ひろや）
東京芸術大学大学院修了。同学内にて同声会賞受賞。原村室内楽セミナー修了コンサートにて基金緑の風音楽賞を受賞、奨学金を受ける。弦楽四重奏で松尾学術振興財団より助成金授与。
○植木昭雄（うえき あきお）
日本室内楽コンクール入賞、霧島国際音楽祭特別奨励賞受賞、斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞
