最終日は、オーストリア、ドイツ、ロシアそして18世紀から20世紀という国と時代を超えた多彩な作品を、バシュメットの指揮・ヴィオラ独奏を交え、彼の手兵モスクワ・ソロイスツにより繊細かつ重厚に演奏します。モスクワ・ソロイスツは1992年、バシュメットを中心に結成された弦楽合奏団です。メンバーはモスクワ国立音楽院の教授によって推薦された、極めて優秀な弦楽器奏者で、これまでにリヒテル、クレーメル、ロストロポーヴィチなど世界的なアーティストと共演しています。