財団概要
神奈川芸術文化財団とは
公益財団法人神奈川芸術文化財団は、芸術文化の創造と普及を県立文化施設の運営と一体的に行うことにより、多くの神奈川県民の皆様に、身近で質の高い芸術鑑賞の機会を提供するとともに、神奈川から新たな芸術文化を創造・発信することを目的として1993年10月に設立されました。
以来、音楽、演劇、舞踊、現代美術を中心とした芸術文化の創造と普及につとめ、積極的な事業展開を図り多くの県民の皆様に高い評価をいただいてまいりました。当財団はこれからも、心豊かな芸術文化の創造に寄与するとともに、神奈川の地から世界に向けてその発信を図ることを使命として活動を継続してまいります。
主な事業
質の高い芸術作品や創造性あふれる事業を県民の皆様に提供するとともに、快適な芸術環境を提供するため、次の事業を実施しております。
公益目的事業
芸術文化の創造、振興、鑑賞普及及び施設の運営事業
- 主催・共催・提携事業として国内外の優れた舞台芸術・美術展を企画、実施
- 芸術文化活動への施設の貸出
- 県立文化施設の維持管理運営
芸術文化の情報収集提供、調査研究及び人材育成事業
- 県内の文化芸術や文化施設の取り組み等に関する情報誌の発行
- 専門人材育成プログラム、学校教育へのアプローチ、インクルーシブ(社会包摂)アプローチ、地域との連携を強化する取組等の推進(社会連携ポータル部門)
収益事業
- 駐車場及び売店の運営
- 芸術文化活動以外への施設の貸出
- 神奈川芸術劇場及び日本放送協会横浜放送会館合同施設の管理組合業務
- その他公益目的を推進するために必要な事業
公益財団法人神奈川芸術文化財団の理念とミッション
神奈川芸術文化財団が神奈川の芸術文化の創造と振興にさらに力を発揮していくために、「理念」と「ミッション」を定めました。
この「理念」と「ミッション」は、私たち財団が目指すべき方向や果たすべき役割を示すものであり、指定管理業務や法人運営業務の指針としていきます。
神奈川芸術文化財団の理念
- 私たちは、その想像力と創造性を活用し、芸術文化の価値を高めます。
- 私たちは、芸術文化の力で、地域に生きる人々の心を豊かにし、幸福な社会の実現に貢献します。
神奈川芸術文化財団の4つのミッション
創造に挑む
- 芸術文化の価値の追求
- 多様な価値観や美意識、表現の自由に基づく作品の創造
- 古典作品の再発見と伝統の継承
- 劇場法が示す公共劇場のモデルを体現
感動を分かち合う
- 自宅でも職場・学校でもない、人びとに開かれた「第3の場所」としての文化施設の実現
- 豊かな芸術体験の提供、多様な芸術文化の紹介
- 広域ネットワークの構築
- 神奈川県内の地域文化の活性化と偏在の解消
- 文化施設の維持・運営を通し、あらゆる人々の鑑賞や創造活動を支援
つねに考える
- 新たな行動に結びつく公正で適正な評価と組織整備
- 社会と芸術、時代の多面的な検証
- 芸術文化の公共性や可能性の考察
- 文化施設の公共性や可能性の考察
未来につなぐ
- 芸術文化の担い手の育成
- 次世代への継承
- 創造性やコミュニケーション力を養う教育の拠点
指定管理業務
神奈川県が設置した神奈川県立県民ホール(神奈川県民ホール・神奈川芸術劇場)、及び神奈川県立音楽堂は、公益財団法人神奈川芸術文化財団が指定管理者として管理運営を行っています。
基本的事項
設立年月日 | 平成5年10月25日 |
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設立目的 | 音楽、演劇、舞踊、美術などを中心に、芸術文化の創造と振興に係る事業を行うことにより、県民に質の高い芸術文化に親しむ機会を提供して、心豊かな生活環境を支えるとともに、芸術文化の発信と交流を図り、もって神奈川の文化の創造と発展に寄与する。 |
代表者氏名 | 理事長 玉村 和己 |
所在地 | 〒231-0023 横浜市中区山下町3-1 045-663-3711 |
基本財産 | 基本財産額 6億円(うち神奈川県出捐金6億円[100%]) |